めぇでるコラム

2019さわやかお受験のススメ<現年中児 今から始める小学校受験>創刊号

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        「めぇでる教育研究所」発行
    2019さわやかお受験のススメ<現年中児 今から始める小学校受験>
            創刊号
 現年中児のお子さまをお持ちの小学校受験をお考えの皆様を応援します!!
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2019 さわやかお受験のススメ
現年中児 今から始める小学校受験  創刊号
 
受験者が最も多い慶應義塾幼稚舎、横浜に初等部を開設し、応募者が二分化さ
れたとはいえ、受験者は、2014年度以来(2013年受験)、男子は
1,000名を割っています。
 
2017年度(2016年11月実施) 
慶應義塾幼稚舎 応募者  男子 873名  女子 622名  計 1,495名
慶應義塾横浜初等部    男子 702名 女子 540名 計 1,242名
 
ところが、私立小学校は増えているのです。
全国の私立小学校は230校、東京都53校、神奈川県31校、埼玉県5校、
千葉県10校、茨城県7校の計106校(財 日本私学教育研究所 28年
度版より)で、さらに平成31年4月には、東京農業大学稲花(とうか)小
学校が世田谷に開設されます。
立教女学院短期大学が2018年度以降の募集を停止、廃校することになり
ましたが、これも少子化減少の影響ではないかとも言われているにもかかわ
らずです。
 
このように、受験者が減っているのですが、小学校は増えています。何故で
しょうか。その理由は、やはり、私学には独特の教育理念があり、伝統と歴
史があり、宗教教育、男女別学、大学(高校)までの一貫教育制度などが歓
迎され、そういった環境のもとで教育を受けさせたいと考えるご両親が増え
ているからではないでしょうか。
 
さらに、小学校側も、様々な計画を発表していますが、最も注目されている
のは、学童保育、アフター・スクールの充実ではないでしょうか。
記憶に間違えがなければ、初めて取り組んだのは、ノーベル賞をめざして開
校されたさとえ学園(さいたま市)ではなかったでしょうか。複合型教育と
命名され、正課の授業後、特色あるアフタースクールプログラムを多数開発
したもので、校内に水族館があり、度肝を抜かれたものでした。その後、淑
徳小学校、昭和学院小学校、聖徳大学附属小学校(最長19時、自家用車で
のお迎え可)、そして聖心女子学院初等科がジョアニークラブを、国府台学
院小学部もオリーブグリーンルームを開設し、一層の充実を目指し、共働き
の家庭を応援する貴重な制度に成長しています。
 
では、受験者が減り小学校が増え、入学しやすくなったかといえば、そうで
はないようです。学校側は、定員割れをしても厳しい態度で評価をする姿勢
を見せていますし、専願、推薦でも、入学が叶わないケースも出ています。
    
最近、家庭での学習と公開模擬テストの受験だけで、塾へは年長の夏休み頃
から通い、無事合格と考えるご両親のいることも事実ですが、その結果、あ
と一歩足りなかったと悔やむご両親の増えていることも確かなのです。
 
「入試に必要な知識や礼儀作法なるものを泥縄式に詰め込み、「受験準備、
事足れり」と考えるのは、誤りであることに気づいてほしい」、
 
これはあるミッション系の校長先生の話ですが、ここが小学校受験の難しい
ところなので
す。やはり年中から時間をかけ、無理なく準備することが大切なのです。
 
「泥縄式では通用しません」、その意味を一つ一つ解説し、お子さんには何
が必要なのか、そして学校を選ぶご両親には何が求められているかについて、
じっくりと説明し、納得して頂き、お子さんにとって最もふさわしい学校へ
入学できるように応援いたします。
 
「明日は今日より昨日より」を目標に、「ゆっくり、じっくり」と一緒に頑
張ってみませんか。
 
平成29年7月
めぇでる教育研究所  所長 藤本 紀元

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