めぇでるコラム

2025さわやかお受験のススメ<保護者編>創刊号

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       「めぇでる教育研究所」発行
   2025さわやかお受験のススメ<保護者編>
   「情操教育歳時記 日本の年中行事と昔話」
     豊かな心を培う賢い子どもの育て方
           -第1号-
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日本が大好きです。
 
なぜなら、日本には、四季があるからです。
日本の四季には、メリハリがあり、これが有り難いのです。
 
季節ごとにみせてくれる自然の変化、最高ではないでしょうか。
しかも、無料、タダです。
 
春の桜は、ワッと咲いて、サッと散る、引き際が、何ともさわやかです。
 
初夏の深緑、むせ返る若葉の匂い、青春そのものだと思いませんか。
 
うっとしい梅雨に映える紫陽花、これも欠かせません。
朝顔の咲く姿は、すがすがしく、まさしく真夏の朝の顔です。
向日葵も良いですね。              
カンカン照りに負けずに、すっくと背を伸ばし、お日さまをにらんでいます。
頼もしいのですが、昼頃になると、しょんぼりと下を向き、降参しています。
しかし、翌日には、また、にらみかえしています。
不屈の闘志の持ち主、と言っても叱られないような気がします。
 
秋の虫の音、譜面なし、指揮者なしの、静かなシンフォニー……。 
澄んだ空に浮かぶお月さまのライティング、お見事の一言ではないでしょうか。
もみじ狩り、自然の鮮やかな変わり身に、脱帽せざるを得ません。
しかも、冬ごもりの前の、束の間の安らぎです。
 
木枯らしが枯れ葉をはぎ取ると、冬将軍のお出ましです。
 
雪国へ行けば、白銀の世界。
スキーやスノーボードも良いですが、温泉と地酒の組み合わせも良いですね。
 
人間は、寒くなれば厚着をし、暖房を効かせ、時を待てば、やがて春がきます
が、自然界は、ぬくぬくと、のん気に構えてはいられません。
いてつくような寒さの中でも、着々と春の準備が、続けられています。
やがて、キリッと咲く梅の花は、清らかそのものではありませんか。
他の木々のこずえにも、ひっそりと新しい芽が、息吹いています。
春を迎える準備を、静かに、黙々と、確実にやっています。  
                
本当に、四季の変化は、有り難いものです。
 
この自然の有り難い変化に、感謝の気持ちをこめて祝ったのが、正月、節分、
ひな祭りといった四季折々の行事でした。
正月の風物詩に欠かせない門松一つ取り上げても、私達祖先の驚くべき英知が
伝えられています。
これが、すごい!
時代を経て受け継がれてきたものには、必ず、訳があります。
そうです、訳ありなのです。
      
また、それぞれの行事や四季の生活、風習を伝える昔話も、たくさん残されて
います。
これが、また、おもしろいのです。
 
しかも、おもしろいだけではありません。
童話の名作として、世界中の子ども達から親しまれている「シンデレラ」と、
そっくりの民話があるのですから、驚きです。
いや、驚くだけではなく、感動です。
大げさかもしれませんが、年中行事も昔話も、立派な文化遺産なのです。
      
年中行事は、現在、書店で販売されていませんが、永田久先生の書かれた「年
中行事を『科学』する」(日本経済社刊)という素晴らしい本で紹介されてい
る行事を取り上げます。
また、その月にふさわしい昔話を紹介していきます。
 
幼児たちが、日本の四季の素晴らしさを教えてくれる年中行事や昔話に興味を
持ち、より楽しむようになってくれることを願っています。しかも、情操を育
むものがたくさん秘められています。
 
もちろん、親子の関わりがあってこそですから、お父さん、お母さんにもお役
に立つ内容になると思います。
 
この1年、お子さんは、小学校受験に挑むわけです。
入試問題に、なぜ、年中行事や昔話が出題されるのでしょうか。
学校側は、家庭の文化をみていると言っても過言ではないように思えます。
家庭の文化、それは、ご両親の情操教育に取り組む姿勢が現れるものです。
 
なぜ、名門小学校は、情操豊かな子を望むのでしょうか。
 
お読みになって、お子さんと一緒に楽しんでいただければ幸いです。
 
 
     
めぇでる教育研究所 職員一同
 
 
 
 
【本メールマガジンは、「私家版 情操教育歳時記 日本の年中行事と昔話 
情操豊かな子どもを育てるには 上・下 藤本 紀元 著」をもとに編集、
制作したものです】
 
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