めぇでるコラム

さわやかお受験のススメ<現年中児 今から始める小学校受験>創刊号

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        「めぇでる教育研究所」発行
2020さわやかお受験のススメ現年中児 今から始める小学校受験
            創刊
 現年中児のお子さまをお持ちの小学校受験をお考えの皆様を応援します!!
 
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2020 さわやかお受験のススメ
現年中児 今から始める小学校受験  創刊号
 
「教育の道は、家庭の教えで芽を出し、学校の教えで花が咲き、社会の教えで
実がなる」
 
古い話で恐縮ですが、明治6年の頃、文部省から高等科(現在の5,6年生)
の家庭に配布された「教育の心得」だそうです。
 
受験を考えられている皆さん方は、今まで手塩にかけて育てられてきた我が子
の小さな芽に、どういった花を咲かせ、そのためにはどういった教育が必要で
あるか、それを的確に見極め、レールを敷いてあげたいと思っているのではな
いでしょうか。
 
小学校から高校、大学まである学校がいいのか、共学校か別学校か、宗教教育
がふさわしいのか、出身者でなければ、わからないことが多いわけです。バブ
ル経済全盛期の頃のように、何が何でも私学志向が強かったときは、ブランド
志向、いわゆる名門校に憧れ受験する方が多く、こういった基本的な条件を無
視し、そのために無理な準備も行われていたようです。
 
しかし、現在では、受験生が減ったにもかかわらず、私立小学校は増え、学校
の選択の幅も広がり、しっかりと準備をすれば、お子さんにふさわしい花を咲
かせる機会は増えていることも事実です。
 
「しっかりとした準備」というと「受験勉強」といったイメージを持ちがちで
すが、そこから出発すると、希望する小学校から、招待状、合格通知はいただ
けません。
 
あるミッション系の説明会で校長先生は、こうおっしゃっていました。
「受験に必要な知識や礼儀作法、言葉遣いなどを詰め込み、受験準備、こと足
れりとお考えになるのは誤りであることに気づいてほしい」
 
では具体的に、どういった受験準備が求められているかと言えば、最近の説明
会でよく聞く話ですが、「当たり前のことが当たり前にできる子」に育てること
なのです。もっと簡単にいえば、「自分のことは自分でできる子」なのです。
 
「何だ、そんなことで名門小学校へ入れるのか」と言われるかもしれませんが、
「そんな事」の実態を理解することが大切なのです。
 
本メールマガジンは、長年にわたり、小学校受験について、情報を提供してき
ました。そのために学校説明会にはできるだけ参加し、「受験に必要な“そんな
事”」を紹介してきました。そのノウハウをもとに、出発点は年中の7月とし、
10月までの4カ月に、最も大切な“そんな事”を身につけ、そこから本格的
な受験に必要な知識を学ぶ面白さを紹介していきます。ご両親には、「どんな
花を咲かせたいのか」、「それにふさわしい学校はどのように選ぶのか」など
について、具体的なアドバイスをしたいと考えています。
 
「無理なく、楽しく準備をする」、一緒に挑戦してみませんか。
微力ながら応援させていただきます。
 
平成30年7月
めぇでる教育研究所  所長 藤本 紀元

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