めぇでるコラム

さわやかお受験のススメ<小学校受験編>説明会から

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        「めぇでる教育研究所」発行
2021さわやかお受験のススメ小学校受験編
            第56号
 年長児のお子さまをお持ちの小学校受験をお考えの皆様を応援します!!
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説明会から
 
 
○説明会情報
  白百合学園小学校 個別相談会
    8月25日(火)~28日(金)午後1時30分より午後3時
    (一家族15分)
    申込期間 7月20日(月)9時から8月20日(木)17
    時まで。
    申込みはHPから。状況に応じて変更もあり。
      
今年は、新型コロナウイルス感染症拡散防止のため、慶應義塾幼稚舎は開催を
中止しましたが、WEBで学校を紹介するなど、お茶の間にいて情報を得るこ
とができ、みなさん方も、様々な学校の情報に接する機会となったのではない
でしょうか。白百合学園小学校もWEBで行いましたが、今回は、昨年行われ
た白百合学園小学校では、実際にどのように行われたか紹介しましょう。速報
でもお知らせしましたが、天使の歌声、3年生によるコーラスを聴くことはで
きませんでしたが、映像がないだけに難しいですが、雰囲気を味わっていただ
ければと思います。ただし、文言は、正確ではないことをお断りしておきます。
      
 
  めぇでる教育研究所 入試情報
 
白百合学園小学校 学校説明会
日 時 令和元年年6月22日(土) 10:00―11:20
場 所 学園講堂
参加者 推定約800名
    
 9時半受付開始前に、飯田橋と九段下方面からの参加者の列ができていまし
た。2階席にも入った様子なので、800名以上になったのではないでしょう
か。
 入り口で、説明会参加票(ホームページからダウンロードして保護者名と住
所を記入して持参。個人情報は説明会参加の有無だけに使用との説明書き有り)
を提出して、資料を受け取り入場。
 説明会に先立ち、司会者が入り口で配布された資料について、封筒の中には
本日の次第、学園報(学期に1回幼、小、中、高の保護者に配布)、「大樹」
(月に一回小学校の保護者に向けて発行)、学校案内(建学の精神、教育目標、
2020年度の児童募集について)、「文集しらゆり」(1年生から6年生ま
での作文、感想文など)が入っているとの説明がありました。
 
 昨年度まで副校長の根本徳子先生が校長になり、初めての説明会。ご挨拶の
お話にも緊張の感じられる中、粛々と進められました。
 また、昨年に続き3年生の合唱、「一年桜組の一年間」というビデオの上映
に加え、6年生3名による「最上級生として」というテーマの発表があり、い
ずれも入学後の子供たちの様子がよくわかる、すばらしいものでした。
 
  次 第
   10:08~10:20  根本徳子学校長挨拶 建学の精神と教育方針
   10:21~10:38  学校紹介の映像「1年桜組の1年間」
   10:38~10:45  最上級生として(6年生の発表)
   10:45~11:05  本校の教育活動 やすくら けいこ 教頭先生他
   11:07~11:15  3年生の歌
   11:15~11:18  連絡
           
学校長挨拶 建学の精神と教育方針  根本 徳子校長
 「お早うございます。本日は朝早くから、こんなにたくさんお集まり頂きま
して有難うございました。私が校長の根本でございます。私共の学校について
よりよくわかっていただけるために、映像、発表などを交えながら進めさせて
いただきたいと思います。初めに、私からは、私共の建学の精神、教育方針に
ついてお話し申し上げます」との挨拶から始まりました。  (以下、要約)
 
 白百合学園はフランスにあるシャルトル聖パウロ修道女会を設立母体として
いる。その修道女会創設の時の修道女たちの心を受け継ぎ、子供たちに神の愛
に仕え、時代の要請にこたえるような教育をすることを精神として続けている。
 
 まず創立当初の様子をお話しする。
 シャルトル聖パウロ修道女会は、フランスパリからかなり離れたルヴェヴィ
ル・ラ・シュナルというたいへん小さな町が発祥の地になっている。
17世紀末、戦争などで苦しく貧しい中で子供たちの教育がおろそかになって
いた。その状況に心を痛めたルイ・ショウベイ神父が子供たちのために学校を
始めようと決意し、神父様の思いを受けた4人の娘たちが子供たちを集めて手
芸などの手の仕事を教えることを始めた。
それと同時に、その村に病人がいると見舞いや看護などの、人々の苦しみに共
感した献身的な愛のある活動をしていた。(写真を映しながら)、これは当時
の建物と教室で、この小さな教室が原点。その教室から始まり、300年以上
たって今の私たちの教育につながっている。その建物は今も残っており、私は
かつて訪れたことがある。その教室を見たときに今の教育につながることを感
じ、身の引き締まる思いをしたことを思い出す。
 
 その後、日本の活動は、1878年(明治11年)5月28日に、函館の港に
到着したフランスの3名の修道女から始まっている。当初は言葉や習慣などに
大きな戸惑いを感じながらも、子供たちの教育を始めた。十分な施設もなく苦
労しつつも、創立当初の精神を受け継ぎ、隣人への愛をつくすという修道女た
ちの熱い思いがあった。その3人の修道女の働きが各地方に広がり白百合学園
の教育事業の原点となり、現在北海道から九州まで7校の姉妹校がある。
函館から3年後、1881年(明治14年)に東京に学校が設立された。それ
から現在まで141年にわたり、伝わってきている。今年が141年目である。
 
 その修道女の思いを現在私たちがどのように子供たちに伝えているかをお話
しする。
 社会から顧みられない人々や敬遠されがちな場所を優先して奉仕するという
修道女の精神を基盤とし、助けを必要としている人々に思いをはせながら、自
分に何ができるかを考えて実践していくということを設立当初の修道女の心を
受け継ぎながら、時代の要請に応えて教育を行っている。それをいいかえると
キリスト教の精神に根ざした価値観を養いながら神と人の前に歩み、愛の心を
もって社会に奉仕できる女性を育てるということである。聖書の教えを言問い
ながら、一人ひとりの存在をかけがえのないものとして大切にし、ほかの人の
幸せをも願って喜んで働くことのできる女性を育てている。
 
 具体的な目標としては、校訓として「従順、勤勉、愛徳」の3つの言葉に集
約している。
 児童が自分の行動に結びつけられるように、「従順」は「すすんでみがこう
正しい心」という低学年でもわかるような言葉に 自分の良心の声に耳を傾け
ながら、素直に従い、より良いものを求めて、みんなが喜んでいけるような子
供たちになってほしいと思っている。「勤勉」は、「すすんでなんでも一生懸
命」という言葉に置き換えている。自分から進んで行動に移すこと、他人や保
護者に声をかけてもらうのではなく自分から行動に移し、与えられた自分の力
を磨き人のために役立ち、そこに喜びを見いだせる子供に育てたいと思ってい
る。「愛徳」は、「すすんで親切喜んで」という言い方で子供たちに考えてい
る。自分も大切にされ、周りの人々も大切にし、周りの人の気持ちを受け入れ、
お互いに大切にしあう。ほかの人のために何か自分が尽くせることを考えて行
動に移し、それが喜びにつながるように、そういう子供たちを育てていきたい
と思っている。
 今年度は従順にスポットライトをあて、教師一丸となって子供の指導に当た
っているが、詳しくは後程教頭から話してもらう。
 
 「いろいろな情報や説明会での話、資料などに目を通していただき、私共の
学校を一層ご理解いただき、入学をお考えいただければ大変うれしく存じます。」
と結ばれました。
 
ビデオ上映「1年生さくら組の1年間」
 一昨年までは「野に咲く白ゆりのように」で、学年全体の1年間の様子を紹
介したものでしたが、昨年からは、一昨年入学した1年桜組の1年間を追って
紹介したもので、保護者の方々には、我が子の入学後の生活をわかりやすくイ
メージできるものとなっています。
 1年生の生活の様子の中で上級生とのつながりも感じられ、また、1年間の
行事のタイトルをフランス語で紹介しているところが、1年からフランス語を
やっている学校らしく、学校の特色もよくわかるものでした。
 
6年生による発表
 平成26年から始まった試みです。最初の生徒は学校の魅力として宗教のこ
とを挙げ、キリスト教から学んだこと、感じたことを発表してくれました。2
番目の生徒は「妹」というタイトルで、妹とお姉さまと呼び合う学年を超えて
のつながりや姉妹校のことについて、3番目の生徒は1年生の世話をすること
や、休み時間の過ごし方のことなどの学校生活についてでした。いずれも児童
の視点からの発表ということもあり、非常に参考になりました。
 
本校の教育活動 やすくら けいこ 教頭先生
先程の映像と6年生の作文から、本校の教育活動の一部がお分かりいただけた
と思う。私の方からは日々の教育活動についてお話をする。(以下要約)
 
 本校は併設幼稚園から60名、小学校から60名の120名でスタートする
が、最初はゆっくりと丁寧に指導していく。約2週間は送り迎えをお願いする。
その間には教員や上級生からたくさんのことを教わる。
 様々なことに興味関心を示し、感じたり考えたり、自分から取り組む姿勢を
身につけられるように、発達段階に応じた指導をしている。
 各教室には子供たちの目指す白百合生の姿として「より良いものを求めて、
自分から動ける子」という言葉が掲げられている。本校の授業はすべて白百合
生の姿を意識し、お子様たちが主体的に学びを深めるための基盤と考えている。
お子様方が学習内容の基礎基本を確実に理解し、思考の広がりを発展させてい
くためには、一人ひとりが自分の考えを持ちお互いに学びあえる学習集団であ
ることが必要だ。そのために、自分の考えを的確に書き表す力や、みんなで話
し合ったことをわかりやすく表現する力を身に着けるように指導している。ま
た、授業で学び、理解していく喜びを味わうことが大切と考え、家庭学習では
授業で興味深く感じたことを調べるなど、予習よりも復習を重視している。家
庭学習は本来ご家庭で行われるものであるが、習慣づけをするために、週に1
回学校へ提出する家庭学習を通して、私たちはお子様方の学習状況を把握して
いる。高学年になっていくに従い、自分の苦手なところ、深く勉強していきた
いところを見つけて自分から学習に向かう姿勢を身につけることはとても大切
だと考えている。塾に通い、与えられた学習をこなしていくのではなく、自ら
学ぶ力を小学校時代に身につけていくことで、進学した時の大きな力になると
思っている。
 作文、読書指導にも力を入れ、1年生から日記指導を。文章を書くことに慣
れ、自分の考えを綴ることを重ねていくうちに、作文、感想文などで豊かな表
現力が発揮されている。お手元の「文集 しらゆり」に掲載されているものは、
学校で書いたものであり、大人の手は一切入っていない。子供たちの心の成長
を感じることができる。読書指導では、本校指定の必読書を設けたり、推薦図
書をはじめ司書教員の読み聞かせなど、本に親しむ場を多く作っている。1年
生は授業の中だけでの貸し出しなので、1年間に120冊程だが、学校全体で
は一番多い子供は700冊も借りているようだ。読書離れが叫ばれているが、
本校の生徒はたいへんよく読書をしている。
 表現力の教科は外国語のなど教科においても培われている。2012年から、
中学生の体育でダンスの授業が必修化されたが、本校は42年前から取り入れ
ている。ダンスの授業は学年が上がるにしたがって、教師の指導から離れて自
分たちの振り付けを考えて作り上げるようになっていく。ダンスの授業は単な
る技術の習得ではなく、ダンスを通して自己表現力を伸ばしたり、友達とのコ
ミュニケーションを豊かにしたりすることにもなる。友達と踊ることの楽しさ
を体感できるように指導している。
 また、自主性を発揮する場面は委員会やクラブなどの特別活動や総合の時間
でも行う。児童が新しい企画を考えて全校に呼び掛けたり掲示をしたり、積極
的に活動している。姉妹校との交流会も児童の企画で進められている。
 
 次に異年齢集団の活動について。
 1年生から6年生までの縦割りメンバーで構成される白百合タイムの活動が
ある。各グループは各学年5人ずつで構成され、1グループ30人で全校児童
が24グループに分かれて活動する。5、6年生が企画進行する中で、上級生は
リーダーとして下級生を導き、下級生も上級生から多くのことを学んでいる。
学年に応じて、リーダーシップや自主性、協力、思いやり、コミュニケーショ
ンを学んでいる。上級生と下級生のかかわりから、学年を超えた交流を深めて
いる。校内の清掃も縦割りのメンバーで行っている。
 
 次に本校の専科制について。
 専科教員全員が副担任として各学年に配属され、担任副担任が共に学級指導
に当たり、多くの目で児童を見守り、いろいろな側面から優れたところを見い
だせるように、全教師が一人ひとりを大切に思い、細やかな指導を心がけてい
る。保護者の方ともよい関係を築きながら、お子様方の望ましい成長のために、
保護者と学校が同じ方向を目指しながら教育している。
 
 最後に、一貫校に通う良さは、一生の友を得られることではないかと思って
いる。それが一番の宝物であり、本校教員の中にも卒業生が数名いるが、その
話の中で、今でも変わらぬ交流をしているということがうかがえ、うらやまし
いと私は思っている。小学校で楽しく充実した学校生活を過ごし、さらに高校
卒業まで同じ経験や思いを共有しているからだと思う。また、多くの卒業生が
母となり、わが娘を母校の白百合に入れたいと思ってくださる学校であり続け
たいと思い、日々の指導に当たっている。
 
 それでは、本校の特色である宗教教育、外国語教育、今一番皆様が心配され
ているであろう登下校時の安全と防犯防災について担当教師が話をさせてもら
う。
 
宗教教育 くぼた先生
 キリスト教は2つのことを大切にしている。
一つは「1人の神(三位一体の神)を信じること」、もう一つは「隣人愛(周
りの人を大切にする)」である。これを含めたキリスト教の考えが建学の精神
のもととなっている。これを使って学校生活の教育活動、生活指導を行ってい
るのが本校である。
 学校生活では、お祈りをたくさんする。朝礼の時、食事の時、帰りの会の時
など。特に朝礼の時は朝礼担当者が自分でお祈りを作ってそれを唱えている。
あとは今月の言葉といって、聖書の言葉や聖人の言葉を皆で唱えることをして
いる。
 次に宗教行事について。よろこびのミサ、クリスマスミサをこの講堂で行う。
また、イグナチオ教会や神田教会に行ってミサにあずかることもある。また、
ミサではないが、ロザリオの集い、亡くなられた方への祈りの会のようなお祈
りを中心とした行事を行っている。例えばクリスマスミサの場合は、クリスマ
スの本当の意味、イエス様のお生まれになったことを宗教の時間に教える。そ
のような準備をして、学校全体で行うというのが宗教行事。
 宗教の時間では、1年生は特にお祈りを教えている。6年生の授業では、た
とえ話を通してグループで話し合いをしてわかったことをまとめたりすること
で、宗教への理解を深めている。
 
外国語教育 やくわ先生
 フランス語は1年生から、英語は3年生から、その2つの外国語を、日本人
とネイティブ教師によるチームティーチングの体制で指導している。
 子供たちが会話や活動を通して、言語の面白さや楽しさを味わうことを第一
に、自分の考えを伝えたり他人の思いを受け入れたり、お互いを尊重しあう心
を育てたいと考えている。また、英語やフランス語でのお祈り、聖書の言葉の
斉唱や聖歌など、カトリック学校ならではの外国語との関りも大切にしている。
英語では基本的な表現にはじまり、日常で使える英語を習得できるよう、自分
の思いや考えなど子供たちの伝えたいという気持ちを大切にし、自分の言葉で
表現できることを目指している。授業ではグループやペアでの活動をする中で、
友達と一緒に学ぶ楽しさを感じながら英語が身につくように指導をしている。
 本校では修道女たちの心を今に引き継ぐという建学の精神に基づき、学園創
立当初よりフランス語教育を続けている。フランス語は英語に比べて日常生活
で触れる機会が少なく、ほぼ全員の生徒が学校でのみ学習しているので、授業
内で十分な習得が図れるように、より丁寧な指導を行っている。授業ではフラ
ンス語で伝える機会を積極的に設け、言葉を通して通じ合える喜びを実際に感
じられる活動を大切にしている。生活科の子供祭りでフランス人学校の方々と
一緒に遊ぶ活動や、併設高校の交換留学生と共に行う日本文化についての活動
を続けている。その他、フランスの現地の小学校と交流を行っている。本日配
布の「大樹」にも掲載されているので読んでほしい。 
 フランス語は併設中学校でも3年間必修として学習し、高校では第一外国語
として選択し、それぞれの進路に応じて大学受験の科目とすることもできる。
数多くの卒業生がフランス語を生かし各方面で活躍している。
 フランス語と英語の2つの言語を学ぶことにより、本校の児童は外国への関
心を深めており、日本語を介さずに新しい言葉を理解する場面も見られ、相互
に良い影響を与えている。言葉は外の世界への窓、その窓がいくつもあること
で、視野がさらに広がる。新しい文化や多様な考え方、価値観を知ることで様
々な発見をし、それを認め合うことで他者に対して開かれた人間に育ってほし
いと考えながら日々の指導を行っている。
 9月の学校見学会では、フランス語と英語、2つの体験コーナーを設けてい
るので、ぜひ参加してほしい。(注 本年度は中止)
 
登下校時の安全と防犯防災
 入学を機に長い距離を通うことになると思う。基本的には公共の交通機関と
徒歩で通学してもらう。2週間は保護者とともに登下校してもらい、自宅から
本校までの登下校の仕方、交通ルールやマナーをお子様と確認してもらう。最
寄り駅からは決められた通学路を通るように指導し、職員が定期的に巡回して
いる。近隣に在住の保護者の皆様にも協力してもらい、交通安全運動週間など
には安全マナー指導に当たってもらっている。近隣の学校関係者や地域の人の
目も多いところ。九段下、飯田橋の両駅前には警察官常駐の派出所もあり、周
辺地域で事件事故が起こった場合は麹町警察署、消防署と連携してパトロール
強化等に当たってもらっている。学校では警備員が常駐して校内に出入りする
人を確実に把握し、学校内外の出入り口周辺には複数の防犯カメラを設置し、
職員室や事務室でも監視している。
 通学している児童は全員が防犯ブザーと学校指定のGPS端末を所持し、位置
情報見守りサービスにも加入いただくようになった。保護者の皆様のスマート
フォンやタブレットからお子様の所在地が確認できるとともに、学校以外の任
意に指定したエリアに到達通過したときに自動配信メールが送られてくるとい
うもの。
 本校では台風や大雪が心配される状況などでは事前登録された複数連絡先に
学校連絡網で迅速に配信する。すでに学校に登校している場合を想定し、縦割
りグループでまとまって下校する訓練を年に複数回実施している。約700名
の児童を路線による通学方面別の班に、さらに下車駅などによる少人数の縦割
りグループに分け、中上級生のリーダーが率いて一緒に下校する。
 防災面では地震や火災に備えて、避難訓練や引き渡し訓練を定期的に実施し
ている。緊急地震速報受信システムは導入済みで、備蓄物資、施設の充実にも
力を入れている。その他低中学年では警察署、消防、警備会社による防災体験
や防犯教室なども積極的に計画実施して意識を高めるように図っている。職員
は救命技能講習や侵入者対応訓練を受講し、非常時に少しでも対応できるよう
にしている。
 これで十分ということは決してないが、日常的な交通安全から防犯防災まで、
少しでも安心してお子様方を学校にお預けいただけるように善処してまいりた
い。
(お断り 担当の先生方の名前が平仮名で表記されているのは、次第に紹介
がなかったからです)
 
3年生による合唱(約10分間)
今年も天使の歌声で「あの空はどうして青いのかしら」、児童によるフランス
語の解説と共に「アビニョンの橋」を、小学校のチャイムにもなっている「雨
の奇跡」の3曲を歌ってくれました。
    
最後に、司会者からの連絡。            
 学校見学会 9月7日(土)午前9時から11時まで受付
          お子様と一緒に見学できる。参加票が必要。
         
 展覧会 2月8日(土)・9日(日)
 
終了後、解散。
質問のある方は残って、水色の腕章を付けた本校教員に尋ねることができまし
た。ロビーには、ランドセル、制服などが展示され、願書の販売もされていま
した。
 
 
夏休みの講習会、元気に通っていますか。毎日、体系的に学ぶことにより、受
験に必要な力は確実につくと共に、知らない友とも学べ本番の雰囲気をも体験
できます。陽気がはっきりしませんが、体調を崩さないように、健康管理には
十分に注意してあげましょう。頑張ってください。
 

 

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