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メルマガサンプル : 2016年6月
「2026さわやかさわやかお受験のススメ <現年中児 今から始める小学校受験> 」メルマガ|小学校受験・幼稚園受験のための幼児教室「めぇでる」
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「めぇでる教育研究所」発行
2026さわやかお受験のススメ<現年中児 今から始める小学校受験>
(創刊号)
現年中児のお子さまをお持ちの小学校受験をお考えの皆様を応援します!!
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さわやかお受験のススメ
現年中児 今から始める小学校受験 創刊号
- 年中から挑戦される皆さんへ -
「小学校の受験は、大学受験より難しい」と聞くと、驚かれるかもしれません。
では、皆さんは、小学校、中学校、高校、大学の入学試験で、もっとも難しい
のは、どの段階だとお考えでしょうか。
中学受験で、麻布、開成、武蔵、桜蔭、雙葉、女子学院といったいわゆる御三
家へ入るのは容易ではありません。
大学についても、全入時代と言われつつ、難関大や知名度の高い大学には浪人
しても合格できるといった保証もありません。
このように考えていくと、大学、高校、中学、そして小学校の順と考えても不
思議ではありません。
しかし、それでは、正解とはいえません。
もっとも難しいのは、一見やさしそうにみえる小学校なのです。
なぜなら、小学校の受験は、子どもの意志ではなく、親がよかれと思ってはじ
めるからです。
試験場でテストを受けるのは子ども自身ですが、合否を判定されるのは、実は、
試験場にはいない、ご両親だからです。
「そんな馬鹿な。テストを受けた子どもの点数次第ではないのですか?」
偏差値教育の洗礼を受けてこられた皆さんですから、気持ちはわかります。
確かに、ペーパーテストのできるお子さんは、知的な能力の点ですぐれている
といえます。
しかし、ペーパーテストで満点をとっても、わがままな子や手のかかる子かも
しれません。そういった子どもの集団であれば、国立や私立の小学校が目指す
教育を実践できるのか、成り立つのか、これは難しいでしょう。
ペーパーテストだけでは、社会性や協調性といった集団生活への適応力は判定
できないでしょう。
小学校側の求める子は、「知育・徳育・体育の三つの能力が、バランスよく発
達している子」といわれています。
限られた時間内に、ペーパーテストや行動観察、そして、絵画や制作、運動、
課題や自由遊びなどを通して三つの能力を評価し、さらに面接で、ご両親の考
えを聞き、総合的に判定するもので、ペーパーテストの点数、知的な能力だけ
で合否を決めているのではありません。
大学入試は本人の努力次第で決まると言っても過言ではありません。
しかし、小学校受験は、本人の努力次第とはいえません。
保護者とお子さんで受験準備を進めなければ、希望する学校へは入学できない
でしょう。
つまり、保護者がどういった育児をしてきたか、その育児の方針と学校の教育
方針に矛盾のないことがポイントとなるのです。
さらに、やっかいなのは、試験の方法です。
幼児のテストには、文字や数字を使えませんから、ペーパーテストには、答え
は出ていますが、設問は、どこにも書かれていません。
このことです……。
大学などの試験は、難しい問題があると、後回しにし、時間があれば挑戦でき
ますが、小学校の試験は、これができません。
説明を聞き、すぐに取り組み、「そこまで!」と声がかかれば、そこで止め、
次の設問の説明を聞きます。
「もう少しでできるぞ!」と続けていると、次の設問の説明を聞き逃し、問題
に挑戦できません。
そういったことから考えると、もっとも難しい試験方法ではないでしょうか。
ですから、話をきちんと聞き、すばやく対応できる力がなければ克服できませ
ん。
もっとやっかいなことに、慶應義塾幼稚舎のような行動観察のテストでは、先
生の指示を聞き、自分の考えをまとめ、自分の言葉で話したり、思ったことを
絵に描いたり、体で表現します。
しかも、生まれて初めて入った場所で、初めて会った子どもとグループを作り、
初めて会った先生の指示を聞き、理解し、すぐに行動しなければなりません。
機敏に対応する能力が必要なのです。
さらに、気になることがあります。
保護者の方の心配の種でもある、面接が多くの学校で実施されています。
保護者がお子さんをバックアップできる、たった一回のチャンスです。
合格されたお母さんでさえ、
「頭が真っ白になって、何が何だかわかりませんでした」
などと、苦笑しながら告白されるほど、プレプレッシャーがかかるようです。
この面接の比率は、幼稚園の入園テストの場合は、子どもの発達度2割、両親
面接が8割、小学校の入学テストの場合は、5対5、五分五分といわており、
その比重は高いのです。
まだ、あります。
願書や面接の資料の記入です。
たとえば、雙葉小学校の面接資料は、内容が詳細に分かれていて、皆さん、書
くときに苦労しています。
さらに加えて、いろいろな怪情報、うわさが渦巻いています。
根も葉もないうわさに惑わされ、右往左往し、くたびれ果ててしまう保護者の
方もいます。第三者から見れば何でもないことでも、当事者になると見過ごせ
ないのがうわさです。
驚かしているわけではありませんが、これだけのことを経験し、お子さんにふ
さわしい学校を選び、早ければ9月下旬から、11月にかけて試験に臨むこと
になります。
これが小学校を受験されるご両親の歩む道です。
シルクロードになるか、いばらの道になるか、保護者の考え次第です。
保護者が本気になり、真剣に取り組まなければ、合格の栄冠を獲得することは
できません。
本メールマガジンは、小学校入試に向けて、学校側は何を求めているかを分析
し、そのために、保護者は何をすべきかについて、年中さんから、無理なく挑
戦できるように、具体的に解説したものです。
合格の一助になれば幸いです。
令和6年6月
めぇでる教育研究所 職員一同
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さわやかお受験のススメ
現年中児 今から始める小学校受験 創刊号
「教育の道は、家庭の教えで芽を出し、学校の教えで花が咲き、社会の教えで
実がなる」
古い話で恐縮ですが、明治6年の頃、文部省から高等科(現在の5,6年生)
の家庭に配布された「教育の心得」だそうです。
受験を考えられている皆さん方は、今まで手塩にかけて育てられてきた我が子
の小さな芽に、どういった花を咲かせ、そのためにはどういった教育が必要で
あるか、それを的確に見極め、レールを敷いてあげたいと思っているのではな
いでしょうか。
小学校から高校、大学まである学校がいいのか、共学校か別学校か、宗教教育
がふさわしいのか、出身者でなければ、わからないことが多いわけです。かな
り昔のことになりますが、バブル経済全盛期の頃のように、何が何でも私学志
向が強かったときは、ブランド志向、いわゆる名門校に憧れ受験する方が多く、
こういった基本的な条件を無視し、そのために無理な準備も行われていたよう
です。
しかし、現在では、受験生が減ったにもかかわらず、私立小学校は増え、学校
の選択の幅も広がり、しっかりと準備をすれば、お子さんにふさわしい花を咲
かせる機会は増えていることも事実です。
「しっかりとした準備」というと「受験勉強」といったイメージを持ちがちで
すが、そこから出発すると、希望する小学校から、招待状、合格通知はいただ
けません。
あるミッション系の説明会で校長先生は、こうおっしゃっていました。
「受験に必要な知識や礼儀作法、言葉遣いなどを詰め込み、受験準備、こと足
れりとお考えになるのは誤りであることに気づいてほしい」
では具体的に、どういった受験準備が求められているかと言えば、最近の説明
会でよく聞く話ですが、「当たり前のことが当たり前にできる子」に育てるこ
となのです。もっと簡単にいえば、「自分のことは自分でできる子」なのです。
「何だ、そんなことで名門小学校へ入れるのか」と言われるかもしれませんが、
「そんな事」の実態を理解することが大切なのです。
本メールマガジンは、長年にわたり、小学校受験について、情報を提供してき
ました。そのために学校説明会にはできるだけ参加し、「受験に必要な“そん
な事”」を紹介してきました。そのノウハウをもとに、出発点は年中の7月と
し、10月までの4カ月に、最も大切な“そんな事”を身につけ、そこから本
格的な受験に必要な知識を学ぶ面白さを紹介していきます。ご両親には、「ど
んな花を咲かせたいのか」、「それにふさわしい学校はどのように選ぶのか」
などについて、具体的なアドバイスをしたいと考えています。
「無理なく、楽しく準備をする」、一緒に挑戦してみませんか。
微力ながら応援させていただきます。
令和5年7月
めぇでる教育研究所 職員一同
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2024さわやかお受験のススメ<現年中児 今から始める小学校受験>
現年中児のお子様をお持ちの方々へ
2024年度入試(2023年秋に実施)を成功に導く手引きです。
2022年7月 創刊号
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2024 さわやかお受験のススメ
現年中児 今から始める小学校受験 創刊号
- 年中から挑戦される皆さんへ -
小学校の入学試験は、文字も数字も使わずに、でも、かなりハイレベルな問題
で構成されています。
例えば、どこの学校でも出題されている「話の記憶」は、あらかじめ録音され
たナレーションを聞き、物語の内容を理解し、設問に答えますが、その内容は
小学校の中学年から高学年にかけて学ぶ「長文読解」に匹敵するほど難しいも
のです。
また、「数量の領域」では、1年生で学ぶ足し算、引き算、2年生で学ぶ掛け
算、3年生で学ぶ割り算、4年生で学ぶ分数まで出題され、数字や加減乗除の
記号(+-×÷)を使わずに、ただ○を書いて答えます。
こんなにも難しいことに挑むにもかかわらず、ペーパーテストには、答えは全
て、イラストなどで描かれていますが、設問はどこにも書かれていません。で
すから、話を聞く力が備わっていなければ、どうにもならないのが小学校の受
験なのです。
こういった情報は、市販されている過去の問題集、いわゆる過去問などに詳し
く紹介され、行きわたっていますから、受験を考えられている保護者の皆さん
方も、よく理解されているのではないでしょうか。
そのためでしょうか、家庭学習をしっかりやり、年長の夏休みから幼児教室へ
通う、短期合格達成型、こんな言葉はありませんが、このように考える保護者
の方が増えていることも確かでしょう。
ただ、現場の先生方から「もう少し早く教室へきてくれさえすれば」と悔やむ
声を耳にすることが少なからずあります。何が足りなかったのでしょうか。
これは、小学校の入学試験の難しさを表したもので、いやな言葉ですが、知的
なレベル、偏差値が高いだけでは、合格は不可能だということです。一昔前は、
「出身者有利」「コネがあるから」など怪情報、妙な噂があったのですが、そ
ういったことではなく、学校側の求めている子は、「知育・徳育・体育の3つ
の能力が、年齢相応にバランスよく育まれている子」なのです。
ある年の聖心女子学院初等科の説明会で「聖心の求める子ども像」をこうおっ
しゃっていました。文言は正確ではありませんが、紹介しましょう。
・心身ともに健康で子どもらしい子。
・身の回りのことをきちんとできる子。
・人の話をきちんと聞ける子。
・じっくりと取り組む根気のある子。
・友達と仲良くできる子。
・わがままを言わず我慢のできる子。
そのためには、以下のことを大切にしてほしい。
・実際に体を動かし、いろいろな体験を積むこと。
・心を安定させること。
・他人を大切にすること。
・褒めて子どもを育てること。
・規律正しい態度を育てること。
・どんな時でも笑顔で明るく挨拶すること。
・過ちをしたときには、素直に謝ること。
「人の話をきちんと聞くことができ、身の回りのことをきちんとできる子」と
は、基本的な生活習慣が身に付いている子であり、「規律正しい態度を育てる
こと」とは、そういったことを心がけて育児をする保護者のことなのです。
基本的な生活習慣とは、「他人の手を借りずに自力でできなければならないこ
と」であり、それは「規律正しい態度を育てるご両親から育まれる」からです。
こういった大切なことが等閑(なおざり)にされているように感じることがあ
ります。学校側も説明会で、「当たり前のことが当り前にできないお子さんが
増えている」と指摘しています。
例えば、あるミッション系の女子校の説明会で、「箸の正しい持ち方」をスラ
イドで上映しながら紹介し、「今年度、あえてこの場で申し上げますが、もし、
テストの中で箸を使う場面がございましたら、箸で物を運ぶ速さを競っている
のではなく、正しい箸の持ち方ができているかを見ていることをご理解頂きた
い。テストの趣旨はそこにあります。日本の文化でもある箸の使い方を、きち
んと身に付けてほしいと考えます」、文言は正確ではありませんが、こうおっ
しゃっていました。箸の持ち方がおかしければ、筆記用具の正しい持ち方にな
っていません。食事は日に3度のことであり、お母さん方の育児の姿勢がはっ
きりと表れるわけです。
また、入試の問題に「点図形模写」がありますが、模写は書写の基本ですから、
背を伸ばし、きちんとした姿勢で、正しく筆記用具をもって書いているかがわ
かるから出題されているのです。
学校側のいう「当たり前のこと」とは、こういった基本的な生活習慣をきちん
と身に付けることなのです。
問題集に取り組む前に、やっておかなければならない「育児の基本」なのです。
その準備期間を7月から10月の4ヶ月に絞り、どういったことを心がけてご
家庭でやっていかなければならないかを、過去に出題された問題などを紹介し
ながら進めていきますから、納得して頂けると思います。
何事も「はじめの一歩」が大切です。しっかりと基本的な生活習慣を身に付け、
11月からの本格的な学習に、無理なく、より効果的に臨めることを願い発信
するのが、本メールマガジンの狙いです。
「ゆっくり、じっくり、確実に」を目標に、来年の秋には志望校から招待状を
頂けるよう、微力ながらに応援致します。一緒に頑張りましょう。
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