メールマガジン

※2024年11月発行分から、タイトルを【２０２６さわやかお受験のススメ＜現年中児今から始める小学校受験＞】から【[２０２６さわやかお受験のススメ＜小学校受験編＞】に変更してお届けしています。

小学校側の求める子は、「知育・徳育・体育の三つの能力が、バランスよく発達している子」といわれています。限られた時間内に、ペーパーテストや行動観察、そして、絵画や制作、運動、課題や自由遊びなどを通して三つの能力を評価し、さらに面接で、ご両親の考えを聞き、総合的に判定するもので、ペーパーテストの点数、知的な能力だけで合否を決めているのではありません。本メールマガジンは、小学校入試に向けて、学校側は何を求めているかを分析し、そのために、保護者は何をすべきかについて、年中さんから、無理なく挑戦できるように、最新情報を加えながら具体的に解説したものです。合格の一助になれば幸いです。

自己中心的な考えの大人や、自分のことしか考えない子ども達が多くなったのは、共に生きるためのルールを守らないからであり、いじめは、その最たるものではないでしょうか。

年中行事はいずれも、そのもとを尋ねてみると、自然との共生、つまり共に生きるための貴重な教えです。
むかし話には、子ども達の情操を培いながら、勧善懲悪をきちんと学べる大切な要素が巧みに取り込まれています。
心をはぐくむばかりか、小学校の受験で大切な話を聞く姿勢も身につきます。

年中行事を楽しみ、話を読み聞かせるご両親のもとから小学校の求める、元気で明るく素直な子が育ちます。
受験される子ども達の情操面を育むお手伝いの一助になれば幸いです。

藤本紀元の著書「情操教育歳時記日本の年中行事と昔話　情操豊かな子どもを育てるには」をもとにお届けします。